VARIOUS FIELD REC. / THE KANKOBELA OF THE BATONGA VOL.2 – recorded in Zambia & Zimbabwe

☆トンガ族のカンコベラ VOL.2
ザンビア/ジンバブウェ国境地帯のザンベジ川流域に住まう、バトンガ人の古老男性たちによる小さな親指ピアノ=カンコベラの演奏をフィールド・レコーディングしたCD第2弾 by ヒュー・トレイシー復刻でお馴染みのオランダSWPレコーズ/マイケル・ベアード!ということで、第1弾は08年の現地録音のみを収めていましたが、このCDでは遡ること8年、96年の録音も収められての16曲(といっても、どれが古い録音でどれが新しい録音かなんて、さっぱりわかりませんが)総勢13名による演奏が並びます。~ハヤリすたれなんて超越していることはもちろん、そこに伝統というものがあるのかどうかも、よくわっかりませんなあ…。とにかく13人13様の“個性的”なカンコベラ弾き語りが収められたCD。弾き手それぞれ親指ピアノのチューニングも全部違うそうですが、リズム感も似ているようでいて違います。まったく“表現の自由”なんて言葉が思い浮かぶほど…その辺の印象は第一集CDを凌ぐほどです。それもこれもひっくるめてのバトンガ親指ピアノ音楽の伝統~奥が深い、というか、楽しいですね!みんな自分の楽しみのためにカンコベラ携帯して、自分のために歌っているんでしょうね、たぶん。

無断リンクいつもすみません! http://desertjazz.exblog.jp/15044440/