V.A. / LA NOUVELLE GENERATION DU REGGADA

reggada1

歌の旋律としては、シェイハ・リミティあたりの初期ライにも似ているような気がします。が、縦笛ガスバではなくて、ミズマール or ガイタ風~ダブルリードの管楽器っぽいサンプリング音が多用され、加えてマグレブならではの女声喉笛、ユーユーも聞こえまくり!2/4拍子系、もしくは6/8拍子系で、ヘヴィーなベンディール&ダルブッカ&打ち込みが、ライをもっと前傾姿勢にしたようなタイトかつアップ〜ハードなグルーヴを叩き出し、曲によってはファンク・テイストのギター・カッティングが聞こえたりもして、そんな中、メリスマを増幅するボコーダー多用のロボ声も加わった野性的な男声ソロと、それに応える男声コーラスがコール&レスポンスで展開〜とにかくワイルドかつマグレブですねえ。なお、バック・トラックの多彩さは、当然、ソロ・アルバムよりも勝るわけです。キラット/バクル/モハメド・エル・ベルカニ/ジゾウ…といったアーティストが並びます。