女性歌手、ヤーディガル・アルタイ2012年の新作です。なんてったって、旧作はアマ◎ンでダウンロードできるくらいの大物です。セゼン・アクスだって、ア◎ゾンでダウンロードできないのに（2012年当時）、～というようなことはどーでもイイんですが…、現地では伝統音楽研究に携わる教育者でもあるそうですが、なんとも深い風合いを感じさせる歌い口を聞かせてくれます。マイク無しの肉声に近い音量で聞いていると、あまり普段感じることないような哀愁？というか諦観とでも言えそうな感慨が湧いて来ます。大した芸じゃないですか…。しかも淡々として、どこにも気負いがない。サズ、ネイ、ガイタ、パーカッション、打楽器、そしてベースの伴奏において（時にサズのみの伴奏で）、トルコ中央部、アルグヴァンに伝わる歌を綴ります。