★V.A. / フレンチ・チャ・チャはいかが? 1960-1964
1960年代前後、世界中にキューバ発のリズム、チャ・チャ・チャが広まりそれぞれの地で演奏されていました。本アルバムに収録されたのは、フランスで独自に展開された、おもちゃ箱をひっくり返したような陽気なムードのフレンチ・チャチャ20選です。
● 1953年、キューバのエンリケ・ホリンがチャ・チャ・チャの第1号曲「La Engañadora(うそつき女)」を発表して以来、その軽快なラテン・リズムは世界中にあっという間に広まり、自国の音楽に取り入れたりしながら演奏されてきました。
● ちょうど“イエ・イエ”がブームになっていたフランスにもその波は押し寄せ、ポップスやロックンロール、ツイストやらジャズやらも巻き込みつつ、ビッグバンド・ラテンのフォーマットやコンボ・スタイルなどに乗せて、エキゾチックなムードをもり立てる、おもちゃ箱をひっくり返したような、陽気なムードのフレンチ・チャチャが多数出現しました。
● これらは、7インチ盤で発売されることが多かったようですが、その後中古アナログ市場でもあまり顧みられることが無く、ほんの一部の好き者のみが楽しんでいました、そこにフランシス・ベベイやカルトシンセポップ、仏領カリブなどヴィンテージものを掘り出してくる仏おもしろレーベル、BORN BADがスポットを当て登場したのが、本コンピレーションです。
● 収録されたほとんどのグループ~ミュージシャンは、あまり知られていない人ばかりですが、アイデアとユーモアに富み、曲毎に趣向が凝らされアルバム1枚を一気に楽しませてくれます。そんな中に、アンリ・サルヴァドール参加トラック、フランス語によるモンゴ・サンタマリアの「ウォーターメロン・マン」や、ラウンジ感覚なマルガリータ・レクオーナ「タブー」のカヴァーなども登場。キュートで華のあるチャチャ系ナンバー(マンボやスク・スクを謳ったものも含まれていますが)は、フレンチとの相性も抜群です。(サプライヤーインフォより)
1. Please Mister Hitchcock (CASSIUS SIMON)
2. Eins Zwei Drei (SPARTACO ANDREOLI)
3. Le fil direct (BILLY’S SAX)
4. Cha Cha Be Bop (LOS ALBINOS)
5. Mambo Miam Miam (LOS GORAGUEROS)
6. Casoar (ROL BASTI)
7. Cha Cha Stop (GILLIAN HILLS)
8. Ne nous fâchons pas (SPARTACO SAX)
9. Paris (NORMAN MAINE)
10. Marchand de melons (LES BRETELLES)
11.Ca c’est du poulet (LOS CHIQUITOS)
12. Mundial Cha Cha (NORMAN MAINE)
13. Chacha Transistor (JACK ARY)
14. Allo Brigitte (HENRI SALVADOR & JEAN YANNE)
15. Tabou (CASSIUS SIMON)
16. La tarte a la nana (LES GOUAPES A MUSIQUE)
17. Bip Bip (LOS CANGACEIROS)
18. Défendu Défendu (JACK ARY)
19. Le soukou soukou (LES KILI CATS)
20.Voulez vous Cha Cha? (LOS ALBINOS)