明治と昭和に挟まれた大正ッ子のエンターテインメントはアツかった!
益田太郎冠者の新小唄、久の家登美子のハイカラな新流行歌、奇術師の松旭斎天華が吹込んだ喜歌劇。大正の流行唄をリードしたのは何と言っても書生節であり、塩原秩峰、斎藤一声、神長瞭月、秋山楓谷・静代、鳥取春陽、横尾晩秋、石田一松という名人の歌声の数々。そしてお馴染み二村定一のラフィングソング。 風刺あり批判あり爆笑あり珍妙キテレツな謎唄もあり。労働者の不満を代弁し、新流行に物申し、地震も金欠も心中事件も面白おかしくネタにする。スパイスの効いた笑いと悲哀のめくるめく21曲、『大正時代』のリアルはこのCDに缶詰になって入っています!
解説:小針侑起
ライナー:毛利眞人
復刻:保利透
ジャケット・デザイン:岡田崇
■収録曲 / 演者:
1. ヂンヂロゲーとチャイナマイ / 秋山楓谷・秋山静代
2. デモクラシー節 / 秋山楓谷・秋山静代
3. 素ッパ抜き / 塩原秩峰
4. 平和節 ジョーヂャソング(東京節) / 塩原秩峰
5. 平和の唄(東京節) / 久の家登美子
6. わたしの唄 / 久の家登美子
7. 妻君来い / 松旭斎天華一行 天華
8. 現代節 / 久の家登美子・立花家小勝
9. ハイカラ節 / 唄:齋藤松声、ピアノ:松沢蛙声、バイオリン:宮島郁芳
10. 東雲くづし / 塩原秩峰
11. コロツケ / 日本橋丸子(朝居丸子)・他音楽部員
12. 学生節 / 石田一涙(石田一松)
13. 千葉心中(上)(下) / 神長瞭月
14. マンドリンの唄 / 鳥取春陽
15. のんき節 / 鳥取春陽
16. のんきな父さん / 横尾晩秋
17. 当時東京の流行物 / 朝居丸子
18. 復興節(上)(下) / 齊藤一声
19. 金恋し / 石田一松
20. 笑ひ薬 / 二村定一・相良愛子・ニッポノホンオーケストラ
21. 船頭小唄 / 鳥取春陽・帝蓄管絃団
〜メーカーインフォより
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