渡哲一 / スマイル

東唄(ヒギャウタ)のボス・渡哲一、Jスマイリーにデビュー!
今年71歳、奄美のシマ唄を知り尽くした重鎮は軟投スタイルで勝負。
1979年(昭和54年)に開催された第1回「奄美民謡新人大会」(現在の「奄美民謡大賞」大会)で最高賞の新人賞に輝き、一躍その名を島中に轟かせた東唄(ヒギャウタ)のボス・渡哲一が、70歳にして遂にデビュー。1982年に朝崎郁恵の相方としてソニーから『朝崎郁恵傑作集〜奄美島唄集』をリリースした経緯はありますが、ソロ・アルバムは本作が初作品となります。
全16曲とも奄美大島南部のシマ唄=東唄を踏襲したスタイル。しかも、現地で行われたレコーディングでは渡哲一を中心に林和子、嘉川敏子、柳茂樹といった地元では有名なウタシャが参集、(11)〜(16)でそれぞれが得意とする持ち歌を披露しています。
東唄(ヒギャウタ)といえば武下和平の力強くスタイリッシュな唄三線が有名ですが、実は奄美のシマ唄は個性と性格が優先。渡哲一の緩慢ともいえる唄三線もひとつのスタイルとして奄美に定着しています。投手でいえば軟投型、変化球の面白さが楽しめるシマ唄と言えます。

1. 朝顔節
2. 俊良主節
3. やちゃ坊節
4. しゅんかね節
5. かんつめ節
6. いまの風雲
7. 曲がりょ高頂
8. いそ加那節
9. 嘉徳なべ加那節
10. 寅申長嶺節
11. 朝花節
12. 長雲節
13. やちゃ坊節
14. むちゃ加那節
15. いきょうれ
16. イトゥ

〜メーカーインフォより

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