元祖「弁ブルース」の一大ムーブメントを巻き起こしたデビュー作「角打ブルース」から早や4年。待望のセカンドアルバム「ばってん(X)ブルース」の登場です。 ライブで必ずといっていいほど女性客さんの涙腺を緩ませてきた、亡き母を歌った名曲「大鶴村のサイレン」を含む書き下ろし9曲(大鶴村のサイレンのアコースティックバージョン含む)と師と仰ぐライトニンホプキンスとミシシッピージョンハートのカバー3曲の全12曲の構成です。今回も前回同様、録音とmixは吾妻光良氏、新境地として「大鶴村のサイレン」「Lightnin Boogie」「クリスマスXブルース」の3曲はバンドスタイルで録音、コージー大内の弾き語りとはまた違ったノリのいいグルーブの歌とギターを聞かせています。「大鶴村のサイレン」のコーラスではP-vineレコードからライブ盤が出た町田謙介氏がコーラスで参加、また「クリスマスXブルース」は前作の「角打(かくち)ブルース」同様、吾妻氏がサンタ役で登場し、いい味をだしてくれてます。 また、北九州のローカル線をテーマにした「おんぼろトレイン」では、九州で活躍するハーモニカプレーヤー、森部良氏とのデュオで地元の思い入れたっぷりの演奏が聴けます