エルトン・ジョンかと思ったら、ロマンティック・ライカの帝王、ヤニス・パリオスの新作でした!しかし、人間変わるものだなあ…、と、人のことは言えませんが、ロマンティックさに枯れた風合いも加わり、イイじゃないですか!エーゲ海で生まれ、ニシオーティカを聞いて育ち、60年代末から歌いはじめ、71年のアルバム・デビュー、そして、おそらく本盤で48作目!ま、この人の!“海ジャケ”アルバムに駄作ナシと言われて久しい中でも(?)、この作はことに秀逸、どこかニシオーティカ風味漂う大人のライカ&バラード、ばっちり聞かせてくれるわけですね!メリーナ・アスラニドゥとのデュオも含みます。
とうとう、ギリシャ老舗レーベル、MINOS からダラーラスが移籍してしまった今、ミノスの看板を背負って行くのはこの人、ということになるんでしょうか?
*紙ジャケ廉価盤の中古品、些少ジャケ使用感ありますが、盤に問題はありません。¥1400