ロシアのラディカル・トラッド?! 異教的フォーキー・エレクトロニック・サウンド
ロシアの西部を流れ、欧州ではもっとも長い距離を誇る川からその名前をいただいたヴォルガ。1997年に結成され、これまで8枚のアルバムを発表してきたが、9枚めにして初めてのインタナショナル配給になった最新作がこれだ。アルメニア系女性ヴォーカル、ギター/エレクトロニクス、民俗楽器奏者のトリオ編成。そんな編成からくり出されるサウンドはなんとも奇怪な味わいのある民俗音楽×エレクトロニック・ミュージックで、どこかインダストリアル風味。しかもうたう歌詞はロシア各地で中世に書かれた文献からとられている。海外のメディアでは〈ペイガン(異教的)・サイケデリア〉などと称され、北欧の〈ラディカル・トラッド〉ファンやポーランドの〈ハードコア・トラッド〉ファンには大推薦のバンドだ。 (メーカーインフォより)
1. kaverzi (unexpected trouble)
2. rzhanoe zhito (rye rye)
3. postylyi muzh (bad husband)
4. golova (head)
5. pomol (grinding)
6. mala nochka (small night)
7. zacharovan (enchanted)
8. kumushki pjut (gossiping ladies having a drink)
9. za vorota (outside the gate)
10. bolozi (to goodness)
11. solovejushka (nightingale)