1958年ガリシアのトゥイ出身のベテランで、1980年代のマドリード発ポップ・カルチャー・ムーヴメント「モビーダ」のシーンでもロス・コヨーテスで活躍したベテラン、ビクトル・コヨーテによる2014年作です。フラメンコ・ギタリストのノノ・ガルシアとデュオ作『ラディオ・ペスケーラ』をリリースしたガリシア人ギタリストで、ポップ・ロック・シーンで長く活躍してきたパブロ・ノボアがプロデュース。ローファイな音作りに、フォーキーな味わいを交え、世界のさまざまなポピュラー・ソングを俎上にのせているのですが、そのレパートリーがちょっと興味深いところ。エクトル・ラボーらに歌われたキューバのルイス・マルケッティ作の「プラソス・トライシオネーロス」、パナマ出身のカリプソ歌手ロード・コブラの「ラヴ・レターズ」、アマリア・ロドリゲスが歌った「ヴィアーナに行かなければ」、カエターノ・ヴォローゾらにも歌われたホベルト・カルロスのナンバーなどをユニークに演じています。まぁマニアックな選曲ではあるのですが、元ヴァージョンなどと比較しながら聴いたりしてみても面白いかもしれません。 (サプライヤーインフォより)
曲目表:
1. Me faltan el rio y tu
2. Debaixo dos caracois dos seus cabelos
3. Love Letters
4. Egoismo
5. Carro preto
6. Havemos de ir a Viana
7. Puerto Rico en el corazon
8. El naufragio del Valbanera
9. Verbenita
10. Plazos traicioneros
11. Rio de lagrimas
12. Vira Vilarinho