VICENTICO VALDES con Orquesta ‎/ ALGO DE TÍ


50年代のマンボ全盛時代にティト・プエンテ、ソノーラ・マタンセーラなど一流バンドを渡り歩いたビセンティコ・バルデース。マンボ、グアラーチャからボレロ、ランチェーラ、ボサノーヴァまで何でも歌いきる、一度聴いたら忘れられない独特な節まわしで、カリブ〜ラテン・アメリカ全土で幅広い人気を掴んだキューバ出身の歌い手でした。
本作は1960年のNY  SEECO リリース盤、ほぼボレロに特化した人気盤の再発CDで、バックは自らの楽団、ジャズの世界でも活躍したベース奏者にしてバンド・リーダー、ボビー・ロドリゲス、プエンテ楽団のトランペッターでありマネージャーも兼任したジミー・フリサウラ、言わずと知れたボンゴ奏者、ホセ・マングアルJR、トロンボーンのメルヴィン・ゴールド、マチートとプエンテ両楽団に在籍したキューバ出身のサックス、ヘスス・カウネード、パナマの名トランペッター、ビクトール・パスほか最高の布陣に加え、シルキーなストリングスも配し(冒頭曲“Algo De Tí”の作曲家でありフルート奏者、チャランガ楽団のコンダクターであったファン・パブロ・ミランドによるアレンジかと)、ビセンティコの音程の上下をスライドするような歌いまわし、母音の発声に余韻を引きながら、ソフトな感触の中にもコクを漂わせる歌い口をたっぷりと楽しませる、申し分のない作と言ってイイでしょう。

1. Algo De Tí
2. Te Falta Corazón
3. Y Con Tus Palabras
4. Tu Manera De Ser
5. Estoy Loco
6. Querer O No Querer
7. La Montaña
8. Nunca Pienses Que Te Olvido
9. Sálvame
10. Reverso
11. Conozco Tu Historia
12. Una Canción Por La Mañana

Bobby Rodriguez, Jesus Caunedo, Jimmy Frisaura, Jose Mangual, Mervin Gold, Pat Russo, Victor Paz

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