VASILIS KORAKAKIS / APO MICHANIS TRAGOUDIA

>こちらのヨルゴス・ダラーラスのアルバムに、父親であるヴェテラン・ブズーキ奏者にして作曲家、そして歌い手でもある>ヴァンゲリス・コラキカスとともに参加していましたね…、というか、この4〜5年間、このコラカキスの息子、ヴァシリス・コラカキスはヨルゴス・ダラーラス楽団の正規ツアー・メンバーとして、ギター、ブズーキ、バグラマの演奏者として活躍していたそうですから、もしかしたら、コラカキス親子とダラーラスの16年の共作はこのヴァシリスがきっかけだったかも知れませんね。年齢は、調べてもよくわかりませんでしたが、お父さんが今年58歳ですから、もう30代であることは確かでしょうね(にしてはオヤジ顔なんですが…)。
もちろん、ダラーラスのバンドで演じているということは、ギリシャでは、それなりに大変なことでしょうから…、要するに実力派、満を持してのデビュー・ソロ・アルバムとなった本作ということになります。アルバム・タイトルは “歌のエンジン” ? とでも解せるでしょうか…。
先の入荷時には、アッと言う間に売り切れてしまった本作、そのギリシャ系弦楽器奏者としての実力は当然として、やや軽い歌声ながら節まわしがいかにもギリシャ的、そして何よりソング・ライティングが素晴らしく、大衆ライカ王道、そのシンプルでいて過不足のないアレンジ&伴奏ともども、余計な才気は削ぎ落とした直球ライカが今時なんとも嬉しいわけです。この歌声、こんな懐かしいメロディーが聴こえて来たら、そこがアテネだろうと東京だろうと、暖簾をくぐらずにはいられない、ということに(って、何に言ってんだか、よくわかりりませんが…)…流石、ダラーラス楽団の一員、もとい、ヴァンゲリスの息子!

1 ΠΕΣ ΜΟΥ ΚΡΥΦΑ
2 ΤΟ ΑΝΙΚΑΝΟΠΟΙΗΤΟ
3 ΜΙΑ ΑΛΛΙΩΤΙΚΗ ΖΩΗ
4 ΤΗΣ ΕΡΗΜΙΑΣ Η ΒΡΥΣΗ
5 ΦΟΥΡΤΟΥΝΙΑΣΜΕΝΟΣ ΜΑΓΚΑΣ
6 ΓΛΥΚΟ ΚΑΛΟΚΑΙΡΑΚΙ
7 ΟΥΡΑΝΟΥ ΞΗΜΕΡΩΜΑ
8 ΤΟΥ ΕΡΩΤΑ ΤΑ ΚΑΣΤΡΑ
9 ΑΛΛΟ ΕΝΑ ΒΡΑΔΥ
10 ΦΑΡΟΣ ΣΒΗΣΤΟΣ
11 ΚΑΠΟΙΑ ΛΥΠΗΤΕΡΗ ΠΕΝΙΑ
12 ΘΑΛΑΣΣΟΚΑΤΑΙΓΙΔΑ

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