ワールドカップがらみで久々に南アの音楽が注目される昨今(〜って、もう昔の話し?ですねえ…)、HONEST JON’Sより出るべくして出た 南アの最新ニューウェイヴ・ダンス音楽「シャンガン・エレクトロ」のコンピ盤です!シャンガン族と言えばモザンビークから南アにかけて暮らす少数民族で す。木琴と太鼓を使ったローカルな高速ダンス音楽をこのジャンルのパイオニアNOZINJAが全打ち込み化!ちなみにNOZINJA(本名リチャードさ ん)はジョハネスバーグ在住で、プロデューサー、エンジニア、歌手、レーベルオーナー、デザイナー、CDの納品係、新人のスカウト担当を一人でこなす才能あ ふれるお方のよう。このCDはNozinjaがスカウトしたオヤジや姉ちゃん達がBPM180、182、または183の木琴シーケンスをバックにズールー 系の歌を歌っています。最初は安い打ち込み音楽のように聞こえたのですが、何曲か聞き続けるうちに、これは現代のフォルクローレなのではないかと思いが強 くこみ上げてきました。選曲はオネスト・ジョンズの総帥マーク・アインリーと、ミニマルテクノの老舗Basic Channel所属のMark Ernestusということは、奴らはマジです! 最近のクワイトやクドゥロは洗練しすぎて、もっとポンチャックみたいのないの?という方に是非オススメ します。