マレイシア音楽の父、P・ラムリーの輝かしい軌跡
マレイシアのエンタテインメント・シーンに1940年代より登場し、50〜60年代にはシンガポール〜マレイシア最大のスターとなった〈マレイシア音楽の父〉P・ラムリー(1929-1973)。歌手/作曲家として成功をおさめたことはもとより、映画の分野でも監督/主演、そしてサントラまで手掛けるというマルチな活躍で知られています。そんな彼の最初期ナンバーである1950年の‘Satay’から70年‘Dendang Perantau’までの、20年間の軌跡をCD3枚にコンパイルしたのが本作。全60曲が収録されていますが、ポップスから伝統歌謡まで歌いこなす彼の多面的な魅力を知り尽くすには丁度いいヴォリューム感だと言えます。甘くゆったりとしたメロウな南洋サウンドからイエイエまでと、当時のマレイシア・ポピュラー・ミュージック・シーンの歴史の流れも同時に追うことができる、奥の深いコンピレーション作品です。(サプライヤーインフォより)