大変、お待たせしました、ここ数年で一番カッコイFUJI!
思えば、ワシウあたりが始めた旋律楽器入りフジも既に20年以上の歴史を持つわけですが、ま、無ければナイ方がイイに決っているというキーボードやギター(特にソプラノサックス)…、でも、このスーパースター、スレイモン・アラオ・アデクンレ・マライカ(1995年デビュー)の新作、やっぱりウマイですねえ、コナレていますよ!これまでになく旋律楽器の演奏配分やアレンジが素晴らしく、ヴォイス&コーラスや打楽器アンサンブルの勢い、そのスピードといったものを邪魔することがない。打楽器ビートに密着した旋律楽器演奏が、FUJIという音楽の基本線に沿いながら場を盛り上げて行く光景がここにあるわけですね。
この演奏なら、旋律楽器群、あった方がイイかも、と、初めて思わせてくれました!そう、引くときは引いて、あくまでも打楽器パートのフォローに徹している風もイイじゃないですか。そんなハギレよいバックを得て、野趣満点、前傾音頭取り風? スレイマン・アラオの歌声も、ヨルバならではの不揃いな体育会系コーラスも申し分なし、引き締まった疾走を聞かせていますよ!
ここ何年か、当店的には注目していたスレイマン・アラオ、期待に違わぬ 2018年の作です。レコオヤジさんもジョアン・ジルベルト・ジルさんも twitter で絶賛&深沢センセーもMM誌輸入盤欄で紹介されていましたね去年、何月号だか忘れましたが…!
*こちら1曲目で音飛びがあるというご報告をいただきましたので、当方で、コピーした音飛びのないCDRをお付けしてお売りします。