V.A. / THE SOUL OF CONGO, Treasures of the Ngoma label (1948​-​1963)

★ 3CD & 116-page booklet

>こちらで、BEST ALBUMS 2023 にて、祝1位!

祝 ★ レコードコレクター誌2月号リイシュー・アルバム / ワールド・ミュージック部門1位 by 深沢センセー!

ベルギー・ブリュッセルに拠点をおくPlanet Ilungaは、2013年に発足したコンゴ音楽の復刻専門レーベル。これまでフランコやDr.ニコ、ジョセフ・カバセレ(グラン・カレ)といった、コンゴ音楽の歴史を飾ってきた偉人たちのアーカイヴを紹介してきた同レーベルの諸作品は、コアなアフリカ音楽ファンならよくご存知かと思います。その設立10周年を記念して発表したのが、これまでで最も野心的なプロジェクトとなったこちらです。コンゴの伝説的音楽レーベル、ンゴマ(Ngoma)に関する詳細で広範なアンソロジー作品を、3CD/3LPの両フォーマットでリリースすることになりました
本作は、かつてベルギー領コンゴとして植民地支配されていた時代の1948年から、ベルギーから独立し希望に満ち溢れていた1963年までの間に、当時のコンゴの5大レーベルのひとつであったンゴマに残された貴重音源を集めたコンピレーションです。ンゴマはギリシャ人のNicolas Jéronimidisによって1948年に設立、彼が1951年に早逝した後はNikis CavvadiasとAlexandros Jéronimidisのふたりがレーベルをさらに発展させ、1971年までに4,500以上の録音を残しました。
そんなンゴマからはマヌエル・オリヴェイラ(後にドリヴェイラ)、ウェンド・コロソイ、レオン・ブカサという3名の大スターが誕生。さらにリケンベ(親指ピアノ)奏者アントワーヌ・ムンダンダ、クラリネット奏者のカサンゴ・アントワーヌ、サックス奏者アルビノ・カロンボ、ギタリストのティノ・バローサといった名演奏家たちも、このンゴマでの録音を通じてその名を世に知らしめました。
またンゴマはコンゴ初のプロテスト・シンガー、アドゥ・エレンガも生んでいます。彼が54年に発表した「Mokili Ekobaluka」(別名”Ata Ndele”)は「世界がひっくり返る」という意味を持っていて、これは白人入植者を批判した内容の歌詞だったため、すぐに政府から発禁となりアドゥは投獄されてしまいました。さらにアンゴーラ出身の歌手ポール・ンワンガも植民地支配に対する批判を歌で表現するなど、同レーベルは反体制的なアーティストに寛容だったことが窺われます。さらにロマンティックなクルーナー唱法をコンゴ音楽に持ち込んだフランク・ラッサン、「ギターの魔術師」ことマノカ・ド・サイオ、ナイトクラブ・シーンで活躍したメートル・コロン・ジェンティル、晩年まで活躍をみせたパパ・ノエルやモーズ・ファンファンといった名ギタリストの若き日の演奏なども本作の聴き所のひとつとなっています。
そんな本作はアメリカ、ベルギー、日本、フランス、モロッコ、オランダといった国の熱心なレコード・コレクターたちから集めたコレクションを、カリフォルニアのウェブサイト“Muzikifan”を運営するアラステア・ジョンストン(Alastair M. Johnston)がコンパイル&解説を担当し完成。CD版は3枚組(69曲収録)で116ページのブックレット(英語&仏語)を同梱しボックスに入れました。一方LP版は3枚組(42曲収録)で36ページのブックレットとなっております。なおLPのうち3枚目は“ボーナスLP”となっていて、そこにはレオン・ブカサの音源を中心とした別のコンピレーション(3CD収録の最終候補まで残ったアウトテイクからピックアップ)という内容。まさにコレクターズ泣かせの両コンピレーションといえるでしょう。間違い無くアフリカ音楽リイシュー・シーンにおける2023年最大の事件! 是非ともCD&LP両ヴァージョンをお求めください。(以上、サプライヤーインフォより)

3LP & BOOK は>こちらです!

3LPと3CDと、どっちにしたらイイんでしょうか?というお客さまからのお問い合わせに、とりあえず、以下のようにお応えさせていただきましたが、…ご参考になるかどうか?
「やっぱり、クロノジカルに Ngoma 録音の充実曲が並んだ3CDの方でしょうか?曲数も3CDは全69曲です。3LP収録の全42曲のうち、26曲はCDにも収録されています。そのうえで、もっと Ngoma 録音を聞きたいということであれば、後から3LPを買う手もあるんじゃないでしょうか?とはいえ、LP レコードで聴きたいという方には、迷わず、3LPをオススメしますが…、ま、4500曲もあったという録音から厳選された3CD & 3LP 併せて85曲の復刻セット〜全部聴いていただければ、それに越したことはないわけですが…。

それはともかく(サプライヤーさんの紹介が実にキチンとしているので、概要はご理解いただけたと思いますが)、当方も、何かコメントor 感想みたいなものを書かなければ、とは思っていましたが、ここ数日、何度か繰り返し聴いていて、ついつい楽しんでるだけで…、その予想を遥かに越える多彩さ、ヴァラエティに富んだ曲の並びに、なんだか、唖然としているというのが本音です。
そも当方にしてみれば、こうして、まとめてNgoma 音源聴く機会を得たのは初めてのこと、おいおい詳しい解説を読みつつ一曲一曲紐解いて行くことの楽しみはとりあえず先送りして、キューバンやラテンはじめ、フランス経由で流入した音楽の影響のみならず
、どう聴いても南アのジャイヴみたいな曲や、パームワイン系ハイライフみたいな曲(やっぱりパームワイン系も濃いですよね、ほかのどの曲も、すべてギターが素晴らしい!)、あるいはコンゴ民俗音楽に根ざした曲群〜笛の合奏みたいなものから、ピグミー音楽を連想させるコーラス曲等々の斬新さに驚きつつ、後年のルンバ・コンゴレーズに収斂して行く感覚はもちろん、あるいは、後年のコンゴ録音には聞けなくなった感覚の斬新さも、併せて楽しむことができる本作(バイヨンも演ってます!by 中野のMさんご指摘)、やっぱり、もの凄く面白いですね(って、コンゴのポピュラー音楽の黎明つながりということで、当方からリリースさせていただいている>こちらも、併せてお聴きいただけたら幸いです!〜ちなみに深沢センセーも手持ちSPを本CDのために何枚か、プラネット・イルンガに提供してるとのこと)!ま、なににしろ、初めて聴く曲ばかり、まったく耳に新しい古い曲を聴くことの楽しみ、じっくり味わっているところです。

〜とかなんとか言いながら、図々しくも待っていた甲斐がありましたよ!以下、深沢センセーの facebook に本盤の紹介文がUPされました。毎度、無断勝手にての転載、お許しを&感謝 !

そして、>こちらでも紹介されています(無断リンク陳謝&感謝)!

● Ngoma: The Soul of Congo (Planet Ilunga) by 深沢美樹 !!
コンゴ・ポピュラー音楽の最大レーベルと言っていいンゴマ(Ngoma)のコンピレーションが遂に発売されましたね。<The Soul of Congo>と題された3枚組のCDには全69曲、同時発売された3枚組LPにはCDと重ならない16曲を収録したLP1枚がボーナス盤として収録されています。
発売はベルギーのプラネット・イルンガで、これまでアフリカン・ジャズ、O.K.ジャズ、ロカマンボ、ドクター・ニコなどの力作編集盤をリリースしてきたのはご存知の通り。今回の発売はレーベル10周年を記念してのプロジェクトで、コンパイラーと解説は音楽サイト<MUZIKIFAN>を主宰しているアラステア・ジョンストン( Alastair Johnston)さんが務めました。
実はこのプロジェクト2年ほど前に話があり、ぼくも音源協力などさせていただきましたが、アラステアさんがアフリカ関係のSP盤(78rpm)をコレクトしている世界中のコレクター諸氏にも協力を依頼し、完成に至ったものです。また、このアルバムはアフリカ音楽の先駆的ディスコグラフィカル・サイト、アフロディスク(Afrodisc)を主宰した故フレミング・ハーレヴ(Flemming Harrev)氏に捧げられています。
CDに収められた曲はほぼレコードの発売順(番号順)に時系列に並べられ、ある程度の年代(48年の初期から真のルンバが誕生する52〜53年頃)、(50年代半ばから後半)、(新時代に向かう50年代後半から60年代初頭)によるサウンドの変遷も感じられるかと。
ンゴマについて簡単に触れておくとレーベルの創立は1948年。これはオリンピア・レコードのアフリカン・シリーズに次ぐ早期の活動です。創業者はギリシャ人のニコ・ジェロニミディス(Nico Jéronimidis)で、51年に彼が亡くなった後は弟のアレクサンドロス(Alexandros)が引き継ぎ、さらに義弟のニキス・カヴァディアス(Nikis Cavvadias)がA&R、レコーディング担当となり、アーティストの発掘とプロモーションに力を注いでいきました。
初期のレーベルの人気スターと言えるのがレオン・ブカサ(Léon Bukasa)、マニュエル・ドリヴェイラ(Manuel d’Oliveira)そしてウェンド・コロソイ(Wendo Kolosoy)で、彼らはトリオ・ボウ(Trio Bow)を結成。コンゴ国内を精力的にツアーし各地で喝采を浴びンゴマ・レコードの活動も軌道に乗りますが、それはレーベルの認知度と人気を高めただけでなく各地方の音楽をも反映することになり、そんな幅広い音楽性がンゴマのレーベル・カラーを形成する事になります。
初期のスター達ではドリヴェイラやブカサのギター・アンサンブル、演奏にパームワイン音楽との共通性が見られ、このCDでもそれが随所に聞き取れるのも魅力のひとつです。特にぼく自身が素晴らしいと感じたのがアドゥ・エレンガ(Adou Elenga)で、彼のギター・プレイには瑞々しく新鮮な感覚、アーティスティックな資の高さを感じましたね!
彼は植民地時代のコンゴにおける抵抗精神を表明した歌手としても知られ、その代表曲 ‘Mokili Ekobaluka (Ata Ndele)’ は白人と黒人がいつかひっくり返ると言う内容の曲で発売禁止になりましたが、そのオリジナル盤が見つかり収録されたのも今回の収穫です。歌の内容はもちろん、思った以上にモダンなアレンジに驚かされました。
ところで、コンゴ音楽史全体で俯瞰すれば、真のルンバ(Real Rumba)が誕生したのが52年、アフリカン・ジャズによってです。その後O.K.ジャズとフランコが洗練を加えながらエレキ・ギターをアンサンブルの中心に導く方向性を示し、60年代へ繋げていきます。50年代ルンバをリードした双璧とも言える両者はオピカ(Opika)とロニンギサ(Loningisa)にそれぞれ録音を残し、さらにCEFA、エセンゴ(Esengo)などのレーベルも活況を呈し、老舗ンゴマはその間にあって一歩出遅れた感があったのは正直否めません。
しかしリアル・ルンバがシーンを席巻したその時期、ンゴマの各アーティストもまたラテン音楽を解釈、導入した様々な試みが数多く残されており、またリアル・ルンバに対抗して流行らせようとしたポルカ・ピケ(Polka Pike)も考案されました。実はそうした様々な試みによる充実曲が聴けるのも本作の特色で、安定した活動期間の長さ、その層の厚さも他のレーベルにはないンゴマの特色でしょう。
リアル・ルンバ期ではスター不在と思われるンゴマですが、50年代後半にはティノ・バローザ(アフリン・ジャズ)、ロワトレ(O.K.ジャズ)達がンゴマに移籍して若手メンバー達と充実した録音を行い、レオン・フィラのマキナ・ロカ(Leon Fylla & L’Orchestre Maquina Loca)には若きパパ・ノエルも参加。こうした新世代の胎動が捉えられているのもンゴマならでは。
さらにンゴマの聞き逃せない側面に、民族的な音楽を録音していたことがあります。本作で聞けるリケンベの名手アントワーヌ・ムンダンダ(Antoine Mundanda)を始め、ディスク3の14曲目はコンゴのバルバ(Baluba)のフォルクロールとされるEP盤からで、コンゴ東南部カタンガ州のバイェケ(Bayeke)の人々によるフルート合奏が聞けますが、ピグミーの音楽と共通する内容(ここには収められていませんが、ンゴマにはピグミー系の録音も他にあり)。同じくディスク3の18、19曲目のポール・ンワンガ(Paul Mwanga)によるキコンゴ語の「メレンゲ」と表示された曲は、トラディショナル・リズム(彼の出身地アンゴラか?)を使用しているそうで、いや〜面白い!
ラストはどこかで聞いた曲だと思ったら、「バードランドの子守唄」をチャチャチャで演じた、これまたオシャレなアレンジ。
こうして民族音楽からスマートなダンス・ルンバまで、コンゴ音楽の長く豊かな歴史を刻んだンゴマですが、63年にはフランスのプレス工場が火災に遭いマスターテープが焼失するという災難に。しかしその後も67年頃からニコ(Nico)、ロシュロー(Rochereau)、フランコなどのレーベルから音源提供を受けレコード製作を行い、ニコ、ロシュロー、ヴェルキス(Verckys)、クワミ(Kwamy)などのLPも発売しましたが、71年には活動を停止。

ところでアラステアさんのライナーによれば、1970年にフランスで設立されたソノディスク(Sonodisc)の設立者の2人は元ンゴマの従業員で、その録音、顧客リスト、業界の連絡先を利用して設立されたんだそうです。


以下*印 >こちらの 3LP Editionと重なる曲です。

CD1
1. G. Edouard na M. Oliveira na baninga na bango – Bertha Roho *
2. G. Edouard na M. Oliveira na baninga na bango – Moasi Kitoko Akolala na
Nkwala
3. Adou Elenga – Verebina
4. Antoine Kasongo – Leonie Bernadette
5. Martha Badibala & Wendo na baninga – Martha Ake Kotoka Mai
6. Adou Elenga, ndeko na ye Mousaidi Louis na Groupe Rythmique Ngoma – Mokili Ekobaluka *
7. Mundanda Antoine, baninga ba ye na Groupe Rythmique Ngoma – Mwana Aboyi
Mama
8. Kabongo Bonkoli – Bukasa ne Wendo Moyu Weno
9. Kabangu Raphaël na Groupe Rythmique Ngoma – Pete na Mosapi *
10. Trio BOW na Groupe Rythmique Ngoma – Kombo wa Biso Biteke Suzanne *
11. Trio BOW na Groupe Rythmique Ngoma – Voyage ya Bana Ngoma *
12. Wendo accompagné de Georges Edouard et le Groupe Rythmique Ngoma –
Ekekeke *
13. Wendo accompagné de Georges Edouard et le Groupe Rythmique Ngoma –
Mawa Esali Ngai
14. Bukasa Léon, Kalombo Albino na Groupe Rythmique Ngoma – Bonne Année
(Lingala) *
15. L. Batubenga accompagné de A. Kalombo, L. Bukasa & Groupe Rythmique
Ngoma – Katchita Rumba de Bamba
16. G. Edouard, M. Oliveira, Freitas na Groupe Rythmique Ngoma – Okomi
Kobanzaka Ngai
17. Kaba Joseph, J. D. Malapet, Ed. Ganga na Groupe Rythmique Ngoma – Bana
y’Atomic Jazz
18. Martha Badibala, Caroline Mpia na Groupe Rythmique Ngoma – Keba Malamu
na Mobali wa Ngai
19. Martha Badibala, Caroline Mpia na Groupe Rythmique Ngoma – Ba Mbanda
Basuani *
20. Adou Elenga – Bibi Sisika
21. M. Oliveira, H. Freitas, G. Edouard – E, Primo ya Wondelela
22. M. Oliveira, H. Freitas, G. Edouard – Ngai na Lingi Yo
CD 2
1. Adou Elenga – Minakwenda Mbele *
2. Franc Lassan & Rumbanella Bande – Rumbanella Bande
3. De Saïo – Demowe
4. Léon Bukasa – Monique wa Baba *
5. Léon Bukasa – Makutano ya Chinkolobwe
6. Léon Bukasa – Chérie Melanie
7. Kalombo Albino accompagné par Bukasa Léon – Bertha Roho Mbaya *
8. Tino Baroza – Tuntanyi Tunua Mbamba
9. Léon Bukasa – Penepene
10. Léon Bukasa – Louise Mungambule
11. Léon Bukasa – Kobeta Mwasi Te *
12. Franc Lassan accompagné par le Beguen Band – Omba Likita
13. Fylla, Micky & Théo et l’orchestre Maquina Loca – Esperencia
14. Fylla, Micky & Théo et l’orchestre Maquina Loca – Bango Oyo
15. Maitre Colon Gentil & son orch. Tip Top Jazz – Rumba ya Matoko na
Bandumba
16. Camille Feruzi & Mysterieux Jazz – Josephine
17. Pierre Delafrance accompagné par le Beguen Band – Eloko Nini Bakosala
18. Dumana & Dynamic Jazz – Eloko ya Moninga Kotia Motema Te
19. San Salvador – Umbanzilanga Mumayela *
20. Kalombo Albino accompagné par l’orchestre Beguen Band – Kamungule *
21. Trio BOW Bukasa-Oliveira-Wendo – Anna Yaya *
22. Leon Kabuya & Mysterieux Jazz – Taumani Accompagna
23. Khim Valentino et l’orch. Dynamic Jazz – Sebele *
CD 3
1. Tchadé accompagné par l’orchestre Beguen Band – Mono Kwame ya Nzola *
2. André Depiano accompagné par l’orchestre Beguen Band – Oye Cha Cha Cha
3. M. Oliveira & H. Freitas accompagné par l’orchestre Beguen Band –
Mobembo ya Cocq *
4. San Salvador – G. Edouard, M. Oliveira, H. Freitas & Bila accompagné
par l’orchestre Beguen Band – Tuwayilanga Kimpwanza *
5. Le batteur Popol Marcot et l’orch. Jazz Africain sous la direction
d’Edos-Claire – Mawa na Yakoi
6. Phil-Philo & Mario Lopes avec l’orchestre Jazz Babalou – Batela Elaka
na Ngai
7. Le compositeur-chanteur Bukasa Léon et l’orchestre Jazz Mango – Bukasa
Aleli
8. Mwanga Paul et l’orchestre Affeinta Jazz – Soneka Nkanda
9. Mwanga Paul et l’orchestre Affeinta Jazz – Kongo Mpaka Diena
10. Mwanga Paul et l’orchestre Affeinta Jazz – Ngudi Wabebesa Mwana
11. Mwanga Paul et l’orchestre Affeinta Jazz – Mambu Ngolo Mena
12. Dynamic Jazz – Putchu Mita
13. Le compositeur-chanteur Depiano et l’orchestre Beguen Band – Bolingo
Nkisi Te
14. Groupe de Flûtistes Bayeke Lulua Jazz – Fulukayi, Tshisuisa *
15. Charles Lembe & son orchestre – Suavecito Mambo *
16. Charles Lembe & son orchestre – Sanaga
17. Le bassiste Lasso et l’orchestre Vedette Jazz – Pregunta por Nos *
18. Mwanga Paul Le Maître Compositeur de la Chanson Kikongo (with Jazz
Venus) – Putulukesu Zengele Ndombe *
19. Mwanga Paul Le Maître Compositeur de la Chanson Kikongo (with Jazz
Venus) – Ma Bulu Mankatu Lutima *
20. Le compositeur Diablotin et l’orchestre Jazz Venus – Antonio Lenta
21. L’orchestre La Palma – Yo Keba na Ngai *
22. Thino avec Negrita Jazz – Thino Mosantu ya Negrita
23. Tchadé et son orchestre Jazz Beguen – Naboyi
24. Maproco et l’orchestre Vedette Jazz – Maproco Cantar *

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