お蔵出し(コロナ禍以降はともかく、その3〜4年以前からも、一切入荷しなくなってしまった名盤ですね)!
1970年代後半を疾風のように駆け抜けたジュジュの超人気デュオ!サー・シナ・アデワレ&スパースターズ・インターナショナルの充実ラスト・アルバムが、とうとうまとまった数で入荷しましたのでご紹介しましょう!このラスト作リリース時(おそらく1980年)、サー・シナ・ピータースが21歳、セグン・アデワレが24歳ですから、サニー・アデやエベネザー・オベイより10~15も歳下だったわけで、そりゃ元気もありますよ。その上、本作にはサニー・アデが全面参加!折しもナイジェリアンJUJUの絶頂期に至って、若さ爆発かつ秘伝伝授!の “JUJU FUNKY BLUES” ぶり(シナ・アデワレは自分達のJUJUをそう呼んでいます)、当然と言えば当然の達成です。〜なんとも溌剌としたクールなJUJUぶりじゃありませんか!アデのギター&ヴォーカルをフィーチュアーしつつも、ブレイクのカッコ良さはシナ・アデワレならでは、3者それぞれのヴォーカル&ギターの交差ぶりがまたカッコイイわけで、これはやっぱり必聴ですね!〜まったく残念なことですが、このラスト・アルバムの後、よほどのケンカをしたらしく、2度と口をきかない険悪な仲になってしまった(今はどうなのか知りませんが)サーシナとアデワレ、もしこの二人がケンカせずに活動を続行していたなら、アデ同様、世界を相手にその “JUJU FUNKY BLUES” を炸裂させていたことは間違いないでしょう、とそー思います。