ナイジェリアン・フジ・ミュージックの創始者=アルハジ・シキル・アインデ・バリスターの、未だジョン・リトルジョンみたいなアフロ・ヘアー・スタイル時代の名作が再入荷しました!録音時期は以前UKアフリカン・ソングで復刻された最初期録音群の直後あたりでしょうね、1978年リリース、記念すべき自身のレーベル第一作目/SKOLP-001(LP時代にも日本には入ったことがなかったアルバム)が、今ここに〜!
アフリカン・ソング時代の不気味なスロー・テンポに較べると、俄然スピードアップ!(とは言え、90年代のハイ・スピードな曲に較べると、未だ十分に不気味なミディアム・テンポなんですが…)1948年生まれのシキル、この頃ちょうど30歳くらい、脂がノリ始めた頃じゃないでしょうか?とにかくヘヴィーです!アインラ・オモウラもスゴイんですが、この地鳴りのようなトーキング・ドラム群からユラユラと立ちのぼるシキル&コーラス御一行の、血なまぐさい陽炎のような歌はどーだ !!! と、つい興奮してしまいます。いかにもアフリカ?巨像の群れが思いがけないスピードでこちらに近づいて来るよーな地響きパーカッションに、キューバ風にも聞こえるクラーベ=拍子木が打たれ続けているところ、ミソでしょうね。とにかく、ナイジェリア音楽マニア必聴の作ですよー(それにしても、この音響処理は一体何?まるで、コブラ時代のオーティス・ラッシュ?)!!!