在仏の作詞 作曲家にして風刺画家のシェイフ・シディ・ベモル、ことオシン・ブーケラ(ORCHESTRE NATIONAL DE BARBES のリーダー格、ユセフ・ブーケラの実の兄)の新作です。まあ、変わった人ですね。前作はアルジェリアの船乗り歌(のようなもの?創作)を歌い綴ったアルバムでしたが、今作は、ロマのルーツでもあるラジャスタン出身のアンサンブル DHORD との共演盤〜カビール+シャンソン+ラジャスタン=ジプシー・シャアビ? とでも言えそうな微妙な音楽性を披露しています。ところで、表題 “アフヤ” はアルジェリア=アラブ語で「平静、平和、気高さ、熱と光…」などを意味するそうですが、とりわけ「平和」の意とのこと。にしてもイイ面構え、“平和的”とは言えませんが…。
*特に問題のない中古盤で在庫あります。¥1600