スーパースター、アデクンレ・マライカに対抗できる男の一人じゃないかと思います。
セフィウ・アラオ・アデクンレ、ナイジェリアの首都レゴスの北の内陸、オグン州北部の都市、アベオクタで、最も人気あるフジ・シンガー、セフィウ・アラオ・アデクンレ〜FUJIシーンのゴジラの息子、ミニラ!?と一部では呼ばれ(?)、童顔に似合わぬハードボイルドかつ、どこか悠々としたONLYパーカッション・アンサンブルFUJIを歌うことにおいて、当店的にも結構マニアの間で人気があることは、本CDを聴いていただいての通り(が、レゴス買付けの当店サプライヤー氏には、アベオクタのCDを、なかなかまとまった数を集められないようで、ご紹介遅れてスミマセン!〜というようなローカリティーが未だ生きているナイジェリア?)。そしてこの新作、1曲目〜要するにFUJIwith a little bit JUJUということになるんでしょうが、これまでにも幾つかあったそんな試みの中でも、これはキマッてますネ。ウネリまくるジュジュ風バッキングで始まる格好いいイントロ!そして、5分半過ぎから2曲目にかけて展開される完成度高いパーカッションonlyFUJIはいつも通りのこの人ならではの悠揚迫らぬハードボイルドFUJIということで、アルバムとして実に完成度が高いんじゃないかと、そう思う次第。オススメできますよ!