この季節、あったかい部屋でぬくぬくと聴いていたいCDですねえ…。サンパウロの女性SSW、ハイッサ・ビッタールの二作目、舞台女優として賞も獲得している彼女ならでは、ビッグバンドからショーロまで、サンバ、タンゴ、デキシー、スウィング、ラグタイムと、どんな歌詞なのかわかりませんが、ストーリー性満載?飽かせませんねえ。オールドタイミーで一本筋を通しながらも多彩な曲が並ぶアルバムです。ま、“自己表現” より “物語り” ?エンターティナー的要素満載のユニークなMPBとでも言えるでしょうか。プロヴェータ、ヒカルド・ヘルス・トリオ、スポッキ・フレーヴォ・オルケストラほか、ゲストも多彩!(でも高くって申し訳ないッス…)