人気歌手の80年代アルバムがCD化! 先日2枚組編集盤を紹介した60年代後半から80年代にかけて活躍したシンガポール生まれの女性歌手ラフェア・ブアンのオリジナル・アルバム2作が再発されました。いずれも80年代初頭フィリップス時代の作品で、シンガポール、マレイシア、香港で発売されたもの。当時風のディスコっぽい歌謡曲が中心。短調の泣きのメロディーにしっとりしたブアンの歌声、歌謡ファンの琴線に触れる作品になっています。
『歌姫の肖像』は1982年作。こちらは自作曲は控えめに、プロデュースを担当したM・ナシールの曲等を歌っています。ストリングスを全面に出したエレガントな印象の楽曲が多く、ニューミュージック風の曲も。伝統曲はありませんが全体的にこぶし強め。このアルバムがフィリップスから最後のリリースとなり、その後は伝統歌手をやっていたようですが、2000年代前半に50代の若さで亡くなってしまったようです。 (サプライヤーインフォより)