LE SAULE の一派の中で最もザッパ寄りの超絶(プリペアド)ギタリスト/アヴァン・シャンソニエのフィリップ・クラブ(カニ男)の通算6枚目のアルバム。タイトルの『フリュク ティドール』とはフランス革命期の共和国暦の最後の月(第 12 月。8月 18 日〜9 月 17 日)で 日本語の歴史書では「実月(みのりづき)」と訳されています。1年前(2015 年8月)の前作 “RIDYLLER RASITORIER RASIBUS”(通称 RRR)で登場したクラブのドンキホーテ的分身「マシュケ」が今回も主人公で、アルバム副題に”CANCIONS DEL MASHUKE”(マシュケの歌)とついています。不条理な世の中に立ち向かって(ゲーム的に)戦うマシュケの奮戦記といった具合のコンセプトですが、わっかるかなぁぁぁ?ほとんどすべての声&楽器&ノイズをクラブが。 マリオン・クーザンとボルハ(JUNE & JIM)とオーレリアン・メルルとクラブの子供たちがお手伝い。フランス語、オック語、カタロニア語、英仏チャンポン語、独仏チャンポン語など、わからなくても一生懸命さがわかる歌詞。(エクスポーター資料から)