ペルーの腕利きのジャズ系ミュージシャンが集まって結成された、その名も“ペルージャズ”。ジャズ系といってもそこは中南米、ただのジャズを演奏するミュージシャンではなく、ペルーと言う土地の記憶=伝統音楽もしっかり身につけ、その要素を巧みに表出させるミュージシャンばかりなので、ご安心を。メンバーは、自身のプロジェクト“セレナータ・デ・ロス・アンデス”で独自なアンデス・ジャズを展開しているサックスのジョアン・ピエール・マグネト、ドラムは“エル・トレン”のマノンゴ・ムヒカ、ベースがダビ・ピント、エレクトリック・ギターがラモーン・スタグナロ、そして、真っ黒いグルーヴを叩き出すパーカッショニスト、フリオ・“チョコラーテ”・アルヘンソネス。本作は、1991年ライヴを収録したものですが、ライヴならではのノリと緻密なアンサンブルの兼ね合いが絶妙で、ハイ・クオリティーなサウンドを全編で聞かせてくれています。ペルーならではのアフロ系グルーヴ&ファンキーさにアンデスのリズムやメロディーも顔を覗かせ、何とも言えない味わいのペルビアン・ハイパー・ジャズに仕上がっています。(サプライヤーインフォより)