全然、よくわかりませんが、POPジャワのウィン’ズ・グループというバンドによる、80年代初めぐらいのロカナンタ・カセット作品復刻かと(いや、70年代後半かなぁ)?
女性歌手、ワッティ・アリヤニ・Sが10曲、エルミナが8曲、ほか二人の女声が一曲づつ歌って全20曲が収められています。POPジャワとありますが、ジャワ語でなくインドネシア語で歌われているそうで(by レコオヤジさん)、そのバンドの雰囲気からして、ジャワのダンドゥット・グループが洋楽指向のPOP&ROCKに挑戦したような作かと。ジャケの榊原るみ風のポートレイトからして何だか随分懐かしいわけですが、スペイシーなアナログ・シンセ多用のバンドサウンドといい、プロコルハルムというか? ショッキングブルーというか、時に70年代ダンドゥット・モードの演奏をサディスティック・ミカ・バンドが演じたような曲もあり??その無節操にPOP&サイケな仕立ての面白さ、ロリータ1歩手前の透き通るような声を聞かせるワッティ・アリヤニ嬢(たぶん榊原るみ似のジャケのひと)、ビートに密着してに弾む歌声がキュートなエルミナ嬢ほか、いかにもアジアンな女性歌手が並んでいるところとか、コレはコレでナカナカ得難いものと感じるのでした(インドネシアから、今まで、あまり届いたことのない感じ? が新鮮!)…。なんだか知らないけど、随分とオシャレですよねえ、当方、今頃知って、癖になって聴いています。