再入荷しましたよ〜ホホイ!というわけで、この夏は、黒海沿岸からホロンが来ました(って、どこに)!しっかし、この本邦初入荷のオルハン・カンブル、恐るべし!ダブケのオマール・スレイマンを通り越してポンチャックのイーパクサへ肉薄!?インパクトありまくりですねえ…。
で、北アナトリアは黒海沿岸に住まうラズ人(イスラム系グルジア人ということに?)のチェーン・ダンス(並んで踊る) “ホロン” の人気者というか、お調子者というか、起源を辿ればビザンティン帝国に遡るというその由緒正しきホロン・ダンスがほとんどポンチャック化?古風な音色を奏でるトゥルム(バグパイプ)をぴゃらぴゃらのシンセに見立て、ホイホーイホ〜イ!という掛け声一声、ド田舎ダンス・ミュージックのドロ沼に聴く者を引きずり込みつつ、PVラストで女の子に帽子を取られるところなんて、なかなかできることではありません(?)。まったくもって、冒頭曲からナイスな打ち込みダンスを演出してくれるわけです!
が、しかし、打ち込みダンスはCD収録曲の半分で、ほか半分は意外にも結構ディープかつエキゾな黒海フォークロア・チューンを楽しませてくるという箸休めぶりもニクイ(いや、こっちが本道なのか?)!なので、黒海ハルク系歌手としてもなかなかの実力者ならではのコーカサス・ポンチャックぶりという訳ですね!ま、なんにしても表題曲、ワールド系DJ必携のキラーチューンであることは確か!!(本当か?)
>こちらで試聴可!
△実は野趣あり哀愁ありの、イイ歌い手じゃないですか!