MOTIVES! / Y’A TOUJOURS PAS D’ARRANGEMENT

20年前の 1997年、南西フランスの大都市トゥールーズの地方選挙を、既成政党に絶望した市民団体が地方政治を民衆の手に取り戻そうと、無所属リストで戦うことを決めた。名付けてリスト「レ・モティヴェ」(やる気に燃える人たち、意志のある人たち)。このリストに深く関わったのが同市出身の音楽バンド、ゼブダ。 その選挙資金を捻出するためにコンサートを行い、CD アルバムを出した。「ベラ・チャオ」「アスタ・シエ ンプレ」「ラ・クカラーチャ」「さくらんぼの実る頃」など世界の抵抗歌/革命歌が 11曲。ゼブダと地元トゥールーズのプロ&アマミュージシャンで構成されたこのバンドは「レ・モティヴェ」と名乗った。 そしてアルバム冒頭をかざるフランス第二次大戦時のレジスタンスの歌「パルティザンの歌」は、ゼブダのアイディアで「モティヴェ!モティヴェ!」というリフレインが加えられる。これがまたたく間に運動する人々の間に拡がり、集会とデモ行進にはなくてはならないレパートリーになってしまう。この人気と売上のおかげで、2001年地方選ではトゥールーズに「レ・モティヴェ」選出の市議・市評議員が何人も誕生するのである。
2017年、フランス大統領選の年、レ・モティヴェは還ってきた。目的はひとつ:極右の大統領誕生を阻止すること。ゼブダの兄弟ムースとハキム+トゥールーズのミュージシャンたちで新レ・モティヴェが結成され、抵抗する魂を歌うツアーを開始した(2017年だけで 70以上のコンサート)。これに合わせて 1997年版レ・モティヴェのアルバム全曲に、4曲の新録音+「モティヴェ」リミックスを加えた本アルバムをリリースした。(サプライヤーインフォより)

トラックリスト
1. CHANT DES PARTISANS (MOTIVES) / 2. EL PASO DEL EBRO / 3. HASTA SIEMPRE / 4. NEKWNI S WARRACH N LEZZAYER (AIT MENGUELLET) / 5. BELLE CIAO / 6. LA BUTTE ROUGE / 7, LA CUCARACHA / 8. BANDIERA ROSSA / 9. LE TEMPS DES CERISES / 10. NICARAGUITA / 11. L’ESTACA (LLUIS LLACH) / (BONUS UNRELEASED) 12. L’AGE D’OR (LEO FERRE) / 13. SABRA OU CHATILA (NASS EL GHIWAN) / 14. LUTA CONTINUA (MIRIAM MAKEBA) / 15. POLICE ON MY BACK (EDDY GRANT / CLASH) / 15. CHANT DES PARTISANS – MOTIVES (REMIX)

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