1962年、トルコのアンカラ生まれ、17歳の時、独学でダルブッカを叩き始め、トルコ流儀のダルブッカを習得し、エジプトへ移り住み、より素早い演奏を可能にするスプリット・フィンガー・テクニックを習得、エジプトでは、“トルコのアハメット”と呼ばれ現地音楽家達と多く共演、1993年にファースト・アルバムもリリースしています。そしてトルコへ戻っても、ムスル・アハメット〜つまり“エジプトのアハメット”と呼ばれ、ダルブッカ奏者として人気を名声を得ます。その後はスペインに赴き、フラメンコ・スタイルにダルブッカを導入、00年と01年に2枚のアルバムを残したり、03年には、チュニジアで催された ” the 1st International Percussion Meeting = 第1回国際打楽器会議” にも参加、広く欧州各地で公演ツアーをした後に録音されたのが本作(05年作)でした。
その後、トルコでは、音楽学校を設立すると同時に、ライブ・ステージを楽しめるレストランも経営、また、ジャズ系音楽家達との共演を通して、世界中の音楽フェスに参加するなど、現在も活躍中とのこと。
1 6/8’in Öyküsü 7:03
2 Kahire’de Sabah 3 5:11
3 9/8 Dünyasında Zaman 11:40
4 Darbuka Raga 6:49
5 7/8? (Where’s The “One”?) 9:58
6 When Levent Is Flying 4:02
7 Gezgin 4:38
8 Çölde Tek Başına II 2:18