いいですねえ、変わらず、平明で何気なくてギリシャらしくて、アコースティックでインティメートでプライヴェートでオープン(って、何言ってるか、自分でもよくわかりませんが)!ミレラ・パフウが4年ぶりの新作で帰って来てくれましたよ。またまた、アコーディオンなジャケですねえ(>こちらがファースト!)。
ミレラ・パフウ、1986年、エーゲ海のロードス島生まれ、島の自治体が設立したコンセルヴァトリーでピアノに関する学位を取り、その後はアコーディオンに関する研究を続けたそうです。また、アテネ大学で法律を学び大学院も終了しているとのこと。
その後、Miltiades Paschalides, Lavrentis Machiritsas, Noti Mavroudis, Vassilis Kazoulis, Dionisis Savvopoulos, Vassilis Papakonstantinou, Sakis Boulas, Yannis Zouganelis, Yiannis Koutras and Yiannis Zouganelis〜といった音楽家たちとの共演を続ける中、2014年のファーストCDをリリースすることになったそうです。
で、60年代のギリシャ音楽を今に再現しようとしたレトロな曲の多く並ぶ前14年作に較べるなら、この新作、今現在のミレラ・パフウが歌いたいがまま、POPもオールディーズも、トラッドもライカも、エーゲ海の島唄も、ピアノもアコーディオンも全て自然に反映された曲が並んだアルバムと言えそうです。作編曲OK歌OKルックスOKで全部OK〜期待を裏切らない32歳女性、才能溢れるスレンダーな美人、いよいよ好きになってしまいましたよ!