なんだか最近、トルコの男が気になってしまう、ということはあります。なんでか?といえば、渋いからですが…。この人、メフメット・エルデン、1978年イスタンブール生まれで、やや遅咲きデビュー作リリースは2012年、本作は2作目、実にモノトーンな内容?とはいえ収録曲はヴァラエティに富んでいて、バリス・マンチョ往年のロック系有名曲から、クルド系アラベスク女性歌手のジェイランとのデュエット曲、テオマンやセゼン・アクスの自作曲など、なんだか王道な選曲だし、2013年にはトルコのミュージック・アワード新人賞も受けているそーですが、それはそれとして暗い。実に新人らしくない。地味。嗄れ声、ダウナー、というわけで、どーなってるんでしょう、こーゆー人が新人賞を獲るトルコ。