メイ・マター、1987年レバノン北部生まれ、映画研究の修士となるが音楽の道に、07年にシングル・デビュー、08年セカンド・シングルがヒットを記録。自ら作詞作曲もこなす自作自演の女性歌手であり、ディレクターとしても知られ、08年にはアラブ世界で最も有望な新人として Belorussian Academy 受賞。が、この2012年作のCDが唯一のアルバム、というのも、本作リリースの後、元バスケットボール選手のジョージ・バダウィと結婚、引退を表明(作曲&ディレクション&個人レーベルによる趣味の吹き込みは続けた模様)、その後、双子をもうけるも、17年、夫の突然死の後、夫に捧げる曲で復帰、とのこと。2019年にも新曲ヴィデオ・クリップを発表〜というようなキャリアですが、なるほどアラブ世界では珍しい?自作自演歌手であり、レーベルも自ら運営していたそうで、復帰後の活躍が楽しみですね。
▽新曲はレゲトン…