マシャエル~こちらもまたハリージ・スタイルを聞かせる注目の歌姫です。レバノン出身ながら、サウジアラビアでウェディング・バンドの専属歌手として地道に活動、同国で絶大な人気と信頼を得、本作でデビューとなった若手~こちらもまた美人ですねえ…。現在のPOP歌手としては珍しく“現場”で鍛えただけあって、どこか切ないような~ちょっと艶歌な庶民感覚が彼女の魅力&そのハリージ・スタイルを盛り立てる演奏も実に庶民っぽい仕上がり?変拍子を別とすれば、カイロのシャアビさえ彷彿とさせます。湾岸ポップス・シーンの層の厚さを伝えてくれる1枚と言えるでしょう。