MARIO, GIORGOS ZIKAS / SVISTA OLA


マリオ(・コンスタンティニドゥ)、1945年テッサロニキ生まれ、母親がトルコ生まれなので、トルコの歌やアマネス(アマーン・ソング)を子守唄に育ったそうです。父は打楽器奏者であり、楽器制作者だったということで、その音楽的環境は申し分なし。70年代の初め頃からテッサロニキで歌い始め、シングルデビューは75年、その後、幾つかのアルバムに参加していましたが、アテネに拠点を移し、ソロ歌手として知られるようになったのは、1988年のLYRA からの、テッサロニキ出身のレベーティカ古参ブズーキ奏者、ホドロナコスとの共作レベーティカ・アルバム、そして続く本作、同じくLYRA 録音となる本作(1990)あたりからじゃないでしょうか。
この時、マリオ45歳〜連名の、やはりテッサロニキ出身、ヨルゴス・ジカスはブズーキ奏者にして作詞作曲家、ジカスの曲を9曲(1曲のみジカスが歌っています)をマリオが歌い綴っています。この辺の連作の好評をもってマリオの名がギリシャ全国区になったと言ってもいいかと…長い下積みが実った作品でした。この後、マリオはホドロナコスともう1作録音した後、1枚看板となり、5枚のソロ・アルバムをリリースすることになります。
この歌声ならば、最初から1枚看板でも全然よかったんじゃないかと思いますが、最初っから、オバチャンみたいな風貌のマリオでしたから、世の中、厳しい?でも、逆に言うと、女性歌手に対しては非常に容姿に厳しいギリシャ音楽シーンの中で、実力だけでやり通しているマリオ、あんたは偉い!と言いたくもなります。が、そこは触れない方が良かったかもですねえ…??

1 Μπουζουξής
2 Σβήστα Όλα
3 Το ‘ξερα
4 Στο Βαποράκι
5 Μεγάλωνα – Μεγάλωνα
6 Ο Κούκος
7 Άφησέ Με
8 Λάθος
9 Το Πικρό Τραγούδι
10 Μάγος

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