★マリエム・ハッサン、ヘイラナ、ファクナシュ、ナイム・アラル、etc. / メデフ -サハラ、いにしえの唄
強力!イスラムの預言者ムハンマドへの賛歌たる古謡=“メデフ”(決まった詩を自由な節回しで歌い綴る)を競い合う女性歌手達(マリエム・ハッサンを中心に、このジャンルを代表する女性歌手が3人加わっている)のパフォーマンス集!広義にはベルベル系(トゥアレグも含む)たる彼女達の”ユーユー”(舌を激しく動かしながら甲高く叫ぶ~例の掛け声、囃子)に満ちたコール&レスポンスの歌声、打楽器テバルの打ち語り!?そして砂漠のギタリスト=ナイム・アラルも参加!西サハラ・オールスターズ?これぞ、ノマドの祈りの歌、サハラ音楽に魅せられている向きは必聴の名盤です。マリエム・ハッサンの歌もこのアルバムが一番イイという噂もあり。
以下、メーカーインフォより〜
迫真のデザート・ブルース!——北西アフリカ西端の地、西サハラに引き継がれてきた強靱なコブシとスピリチュアルな唄の交歓!西サハラの母語ハッサニア語(ベルベル語混じりのアラビア語)による、イスラムの最高予言者ムハンマドに捧げられた伝統的なメデフのナンバーの数々を新録(2003年)で収めたアルバムです。単独盤が高い評価を得た女性歌手マリエム・ハッサン他、係争地域の西サハラを離れた卓越した音楽家たちが寄り集い、故郷のことば、ハッサニア語で綴るスピリチュアル・ソング。ほとんどの曲での力強く張り上げるような迫力満点の女声ヴォーカルと、1曲メインをとる味わい豊かな男声ヴォーカル、土俗的なパーカッションやユーユー(甲高い歓喜の叫び声)などのプリミティヴな響きに、サハラ地域の音楽とは相性抜群なエレクトリック・ギターを加えたサウンドは、正に『砂漠のブルース』!
01. Mariem Hassan/ Maimina
02. Shueta/ Tadani
03. Faknash/ Wanni Brasul
04. Jeirana/ Ya Hawih
05. Nayim Alal (intro: Mariem Hassan)/ El Ambar
06. Shueta/ Rah Alik Eleil
07. Jeirana (intro: Mariem Hassan)/ Nabi Tualini
08. Faknash (intro: Mariem Hassan)/ Medaha
09. Mariem Hassan/ Aglana
10. Nayim Alal/ Zadi Yanaa
11. Shueta (intro: Mariem Hassan)/ Elaila Al Yamuha
12. Jeirana/ Baiblanka
13. Nayim Alal/ Baba: Mijairis
14. Jeirana/ Ahmed El Mustapha
15. Faknash/ Sid El Bashar