MARCOS SACRAMENTO, LUIZ FLAVIO ALCOFRA / ARACY DE ALMEIDA, A Rainha Dos Parangoles

繊細な表現が染み入る声とギター。アラシ・ヂ・コスタの唄ったサンバへ、上質を知る男たちからのオマージュ。
名作と名高いゼー・パウロ・ベッケルとのデュオ作からフルサイズのパゴーヂ編成まで数多くの作品を発表しているシルク・タッチの男性サンバ・シンガー、マルコス・サクラメント。彼が三本のギターと制作した「Na Cabeça」にも参加し、近年ではダンサー出身の女性シンガー – マリアナ・バルタール、マリオ・アギラールとの洗練されたアコースティック作品「TresVarios」やショーロ調のソロも制作、益々滑らかで美しい編曲術に注目されるギター奏者ルイス・フラヴィオ・アルコフラ。このふたりのタッグを起用したエルミニオ・ベロ・ヂ・カルヴァーリョが、アラシ・ヂ・アルメイダの没後30年を祈念したショーを制作し、これをきっかけに誕生したアルバム。m-6″São Coisas Nossas”のような、アラシがもっとも得意としたノエル・ホーザの30’s~50’sのレパートリーを中心に、アリ・バホーゾ”Não Sou Manivela””Camisa Amarela”やウィルソン・バチスタ”Ganha-Se Pouco, Mas é Divertido”、”Louco (Ela é Seu Mundo)”などを組曲形式に仕立てて演奏。サンバのバチーダやショーロの低音弦奏法から、ボサ・ノヴァ的に洒脱なヴォイシングの施されたアルペジオまで、ルイス・フラヴィオの流麗と形容するのがふさわしいギター・ワーク、そしてメランコリアを感じさせる場面、スインギする闊達な場面、情感を自在に表現するマルコス・サクラメントの歌唱技術。まるで生まれ立てのアコースティック音楽であるかのようなフレッシュな感触を覚えます。(サプライヤーインフォより)>★

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