“仏領ギアナの女版>ユージューヌ・モナ”
by レコオヤジさん!ということで、オススメです!>コチラでも紹介されていました(陳謝&感謝)!
にしてもこのジャケはないでしょう。特攻服が似合いそうな?元北関東顔黒不良女子頭?YOUTUBE 映像のいかにもクレオールな衣装で愛嬌たっぷりのお姿をジャケ写に撮るべきでした。
で、それはともかく、仏領ギアナの人口は22万ぐらいですからね、先住インディオも暮らしているそうですが、多くは黒人系クレオール、そして仏領カリブやハイチ、スリナムからの移民も多いと聞きます。なので、ハイチのコンパも根づいていますし、スリナムのカセーコ、そして本作のような仏領カリブっぽい音楽も存在するんですね(そんな移入された音楽にも、もともとの仏領ギアナのリズム”アレケ”も紛れ込んでいるような気がしますが)。ま、ほかにもズークやラガやヒップホップが盛んだそう(ていうか、そっちが主流)。そんな中でも、なるほどユージューヌ・モナそっくりな(っていうかパクリ?)ナンバーも聞かせるこのレシィ、ジャケのお顔にそぐわない柔らかな歌い口がなかなか魅力的だし、ほかズークっぽいナンバーにしても、どこか民謡っぽい要素を感じさせ、今のマルチニックにもあまり聞けないような古いシャンソン・クレオールの雰囲気を継いでいるように聞こえます。