ローライダー好きは完全マストと断言したい極上スウィート・ソウル・チューン「ラヴィング・ユー」。ラテン・ロック独得の甘い高揚感をもつ「トドス」。この2曲でもう決まりです。オハイオ州クリーヴランドの郊外にある町、ロレイン。周辺では、戦後に鉄鋼業に従事するために、多くのプエルトリコ人が移住してきていた。ロス・ノンブレスは、そんな貧しく過酷なコミュニティから誕生したラテン・ロック・グループ。当初は、プラセッターズと名乗り、両親が聴いていたカリブ海の音楽ではなく、サックスやトランペットも入れて、ジェイムス・ブラウン、モータウン、またサンタナなどに影響を受けたハイブリッドなサウンドを独自に発展させていった。次第に名前が知られるようになると、周辺のR&BサーキットのなかでB.B.キングやボビー・ブランドなどの前座も務めたらしい。ザ・セヴン・ノンブレス、そしてザ・ノンブレスと名前を変えて、1970年前後からシングル盤録音を多数残した。アルバムは残しておらず、本作が初めてのコンパイル盤。プエルトリコ民謡、ファンク、ラテン・ロック、サルサの狭間から創造されたサウンドは、今聴いても聴き手の胸を熱くする。豪華16ページブックレット付 (サプライヤーインフォより)
※久々の発掘もの?チカーノR&B / ローライダー系マニアは勿論のこと、ラテンSOULマニア(特にジョー・バターン好き)には堪らない一枚だと思いますよ、コレは当店的にもマスト、と言わせていただきましょう!
<収録曲>
1. Loving You2. To Be Sure
3. Cold Wine
4. Todos
5. Full of Love
6. Here We Go Agaiin
7. Trivialities
8. Untitled
9. Listen People
10. Just Call Me