LAURA ROS / DEL AIRE

lauraros父は山間部の伝統フォルクローレ、チャマメのアコーディオン・プレイヤー、アントニオ・タラゴ・ロス。マユゲと鼻に入れたピアスの外見からは想像もつかないほど、ヴィブラートの効いた声でソウルフルに唄いあげる若き女性シンガー、ラウラ・ロス。ここでも一曲取り上げているグスタボ・サンタオラージャがそうであったように、フォルクローレの素養がありつつも、ポップ・ソングを表現手段として選んだラウラ。径の大きなパーカッションや笛をフィーチャ-しつつも、プロデューサーのロロ・ミクキによるAORやフィリ-・ソウル的音使いのエレピやギターがメロウで壮大な曲調にベスト・マッチ。m-1はベテラン・シンガー、ペトコ・カラバハルとのデュエット、リリシズムに富んだロロ・ミクキの曲やチャーリー・ガルシアの「エル・カルマ・デ・ビビル・アル・スール」のカヴァ-、自作曲群に加えて姉妹のイルペ・タラゴ・ロス曲やボーナス・トラックとしてカタラン・シンガー、ジョアン・マヌエル・セラートの曲も収録。

 

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