フランスを拠点とする東欧ツィガーヌ（ロマ）バンドの最古参ブラッチのアコーディオン奏者として活躍してきたフランソワ・カスティエロが立ち上げたバンド、ラララ・ナポリの2021年のサード作です。タランテッラやタムリアータといった、ナポリのルーツ音楽のプログレ化とでも言うべき試みが炸裂。ヴォーカルとアコーディオンに、第2アコーディオン、木管＆ギター、ヴァイオリン、コントラバス、ドラムスのアンサンブルが祝祭感あるサウンドを生み出しています。クラウトロック的テクノ仕立てなナンバーも。フランソウワのしゃがれヴォーカルに口笛を交えた哀感溢れるナンバーもいいですね。オリジナルを主体に、ロッシーニの「踊り（ラ・ダンツァ～ナポリのタランテッラ）」を取り上げたりもしています。（サプライヤーインフォより）

1. ‘O surdato ‘nnammurato
2. Abracalabria
3. Cavalluccio
4. Daleco
5. Risposta
6. Na sera ‘e maggio
7. La danza
8. Amici del carretto
9. Fratelli