カット・パッラ~西海岸はシスコを拠点に活動するラテン・ジャズ&ボレーロ・シンガーですが、これまでの3作とは一味違う新作をリリースしてくれました。冒頭ドクター・ジョンの “IKO IKO”~ザップママ経由のカヴァーはじめ、セファルディム・ナンバー、中東やインドに材を求めた曲ほか、ボンバ、サンテロ等々、単なるラテンジャズとは言い難い境地を体現!その素直でやわらかな歌い口で、いつも通りのスムーズなラテン・ナンバーを歌ってくれた方がイイ、という考え方もあるでしょうが、でも、この作、なかなか得難い魅力を放つ“ラテンJAZZアルバム”であることも確か…。
JOHNNY CONQUET / THE BEST OF EVERY THING LATIN
BOBBY VINCE PAUNETTO & THE CTM BAND WITH GUESTS… / COMMIT TO MEMORY
EDDIE PALMIERI / IN CONCERT AT THE UNIVERSITY OF PUERTO RICO
V.A. / SALSA MUSICAL HISTORY