★カサイ・オールスターズ『コンゴトロニクス 5 ~ビーウェア・ザ・フェティッシュ』
★日本盤初回特典おまけDVD付き!
コンゴ・カサイ州出身の異なる5部族の“電気化コンゴ伝統音楽”グループ(バソキン、マサンカ、サンカイ、ディブア・ディエトゥ、オルケストル・タンジョル)の選抜メンバーで構成された「カサイ・オールスターズ」の2作目アルバム。 4年の製作期間をかけて完成させた、CD2枚組100分以上に及ぶ入魂作!
コノノNo.1、フアナ・モリーナ、ディア・フーフ、スケルトンズが合体した「コンゴトロニクス VS ロッカーズ」の2011年ライヴ音源を収録。
プロデュース:ヴァンサン・ケニス (コノノNo.1、スタッフ・ベンダ・ビリリ、タラフ・ドゥ・ハイドゥークス)
*10億匹のスズメバチの大群が脳内で「シスター・レイ」を奏でているかのような、動物的リズム・セクション。まるで、リー・ペリーがプロデュースするマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン。(英・Mojo誌)
*限りない独創性…騒がしい親指ピアノ、歌唱のエクスタシー、そして異世界のリズムが入り交じったそのサウンドは、現実を超えた世界へと我々を誘う。(米・Rolling Stone誌)
*喜びに溢れた喧噪…全曲がロック、ブルース、そしてコンテンポラリー音楽のDNAをそこに宿している。(英・Independent on Sunday誌)
*プリミティヴとアヴァンギャルドの驚異のミクスチャー!ジェイムス・ブラウンのファンク・グルーヴが、ハリー・パーチの奇天烈なパーカッションを鳴らす。こんな感覚の音楽は、滅多に生まれるものではない。 (英The Independent誌)
(以上、メーカーインフォより)
★アフリカ音楽が実に面白いことになってますねえ!(デジタルなヒップライフから民俗音楽アンサンブルへと逆行、その現地民俗楽器アンサンブルでヒップライフやアフロビートも含んだ “新たなフォークロア” を表現してしまうことにおいて、ガーナの>キング・アイソバもある意味共通していると思いますが)この、コンゴトロニクス最後の砦?カサイ・オールスターズ、キューバンや洋楽を消化して20世紀を通じて築き上げられたルンバ・コンゴレーズやルンバ・ロックの美意識を、コンゴ現地に太古からめんめんと続くフォルクロールの流れにブチ込むような乱暴狼藉!今やこんな、20世紀大衆音楽を飛び越えて前近代を繰り広げることができるのは、アフリカだけ!?もう、ホントびっくりですよ。(と、こんな解釈が正しいのなら)クラムドディスクのヴィンセント・ケニスが開けてしまったパンドラの箱?それとも浦島太郎の玉手箱?さて、これからどうなることやら…。これからどこまで21世紀が前近代に浸食されうるのか?アフリカ、そしてコンゴ、とくとみせてもらいましょう!
曲目リスト
DISC A
1. 酋長の即位 THE CHIEF’S ENTHRONEMENT / OYAYE
2. 邪悪な豹 YANGYE, THE EVIL LEOPARD
3. カロムボへの敬礼 SALUTE TO KALOMBO
4. ダウン・アンド・アウト DOWN AND OUT
5. 他人のために薮に火を放つもの HE WHO MAKES BUSH FIRES FOR OTHERS
6. 彼らが日曜日に森の中に入ったとき、彼らは人間の服を着ている類人猿に遭遇した
AS THEY WALKED INTO THE FOREST ON A SUNDAY, THEY ENCOUNTERED APES DRESSED AS HUMANS
DISC B
1. 先祖たちは言った THUS SPOKE THE ANCESTORS
2. ビーウェア・ザ・フェティッシュ BEWARE THE FETISH
3. 良き夫 A GOOD HUSBAND
4. 同郷たちの賞賛 IN PRAISE OF HOMEBOYS
5. 死人は躍らない THE DEAD DON’T DANCE
6. 農夫 THE PLOUGHMAN (Le Laboureur)