一時病気療養中という報告もあったワシウ・アインデ・バリスター改めワシウ・アインデ・マーシャル改めK1デ・アルティメット(改名マニア)が復帰してくれました!やっぱりFUJIシーン、ナンバー1人気を保っているそーです(当方のナイジェリア盤CDサプライヤーのクリスチャンだけど全然FUJIは聞くしワシウが一番好きと言っている Mr.ガブリエルが、そー言ってました)。結局、若い世代の間のヒップホップ全盛を尻目に、FUJIを聞くようなある程度、歳の行ったナイジェリアの善男善女は、特に状況の変化を望んでいないということになるでしょう。が、大筋のところ気分は昔といっしょだとしても、もちろん遅々としたモードの変化はあるわけで、そんな中で21世紀のK1ワシウが推し進めて来た旋律楽器入りパートと打楽器オンリー・パートがモザイク状に入り組んで曲ごとのカラーを何となく明確にしようという試みが、今や広くFUJIシーン全般で一般的になっているような気がします。そこんとこ、ヨルバ系打楽器原理主義の我が国のFUJIマニアの皆さんにしてみれば、ど~も何となく新録FUJIは今ひとつだな、という気分蔓延一歩手前状態を醸し出す原因なんじゃないかとも思えますが、…って、何言ってるかわかんない?という方も多いことでしょうが、すみません、ココはその辺、何言ってるかワカルという方に向けたサイトなわけですね、というわけでワールド系奥の細道、なんだか困ったもんですが…。それでもやっぱりFUJIだぜ!という方々に、ワシウ・アインデ・バリスター改めワシウ・アインデ・マーシャル改めK1デ・アルティメットの2011年作をオススメしましょう。長尺3枚組、やっぱり旋律楽器入りパートと打楽器オンリー・パートがせめぎ合う構成~2006年作の当店ベストセラーだった >”FLAVOURS” (3CD) に準ずる作品かと思います。で、時として暴発する歌声=ヴォイスの瞬発力はやはりFUJI史上でもナンバー1じゃないかと….。