JUNE NGUYEN / JUNE, Debut

うわ〜、右の写真、生首みたいですが(縁起でもない)、ベトナムはホーチミンの新人女性歌手ジュン・グェン、25歳のデビュー・アルバムです。叙情派AOR(と言われているらしい)系ミュージシャンで作曲家、プロデューサーにして音楽評論家、TVコメンテーターとしても活躍する50歳クォック・バオの15年ぶりの恋人だそうです(どっから出てきた “15年” なのか、ツッコミたくなりますが)。う〜ん、多分ベトナム現地では、大物のバックアップでデビューした鳴り物入りの新人ということになるんでしょう、 第9世代の新人と呼ばれているそうです(何がどう第9なのか、知りませんけど)。ま、でも遠く離れて、日本で聴く分には、そーゆーことはあまり関係ないかも知れませんね…。
それはそれとして、ピアノ( or エレピ)を多用したシンプルなバック〜ややロック調、ややレゲエ調も1曲づつありますが、多くはスロー or ミディアム、透き通るような声質で、独特なコケットリーのあるクセのある歌い口ですが(歌はうまいかと)、媚るところはありません。ベトナムではちょっと異色歌手のデビューと言えるかも知れません。

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