ジャイルズ・ピータソンがエジ・モッタ(レココレで有名)の家でこのレコードを聞いてサイコー!と言って、結局、モッタからこのレコードを借り受け、UKトランク・レコーズがモッタのLPをリマスタリングしてリリースしたCDが本盤。“マシュ・ケ・ナダ” の原曲が収録されているということでメチャ高値をよぶことになった1957年のカンドンブレ〜マクンバのPOP化作品(当時、名うてのプロデューサー、ポーランド人の MIECIO ASKANASY がちょうどブラジル訪問中に、アレンジャーのジョゼ・プラテス中心に録音されたLP)、と言えるでしょうか。で、ヴォーカル男声がミゲリート・バルデス、というか、ハーブ・ジェフリーズ流儀なところはご愛嬌、当時ならではの味付けということに。が、50年代後半カンドンブレPOPのLPが、こうしてCD化されるというのは、やっぱり嬉しい?