IFY ALYSSA / MENATA

あの透明感溢れる歌声と甘く切ないメロディが再びここに!
若き才媛が作り上げた、2025年インドネシア・ポップ・シーンにおける最高傑作!

ホワイト・シューズ&ザ・カップルズ・カンパニーやモッカ、そして近年ではヴィラ・タリサなど魅力的な実力派アーティストたちが続々と誕生している昨今のインドネシア・ポップ・シーン。高い音楽水準を維持し続けるそんな同シーンの中から今回ご紹介するのは、ジャワ島西部の都市バンドン出身の女性SSW:イフィー・アリッサによる待望のセカンド・アルバムです。
祖母は女優、母はニュース・プレゼンターという芸能一家に誕生したイフィーは現在28歳。芸術環境に恵まれた家庭に育った彼女は、幼少の頃からピアノを習い始めました。やがて音楽学校へと進学した彼女は、2007年、渡辺貞夫と共にジャカルタ国際ジャワ・ジャズフェスティバルに出場。その後も映画音楽制作や、クラカタウの中心人物としても知られるキーボーディスト:ドゥウィッキ・ダルマワン、Tompiなども参加したインドネシア赤十字プロデュースのアルバム制作に関わるなど、ローティーンにして早くもその類稀な才能を発揮させています。続く2008年にはTVのタレント発掘番組〈Idola Cilik Season 1〉にエントリー。ファイナリストとしてトップ12に残り、確かな爪痕を残したのち、2011年には再びジャワ・ジャズ・フェスティバルに出場。ドゥウィッキ・ダルマワン作の名曲’Lamalera’s Dream’を熱唱し、インドネシア・エスノ・ジャズ・シーンにおける最年少歌手(14歳)として大きな注目を集めました。また、ソロ・アーティストとしてのみならず、ポップ・バンド:Super Idola Bandのキーボーディストとして、ダンス・ポップ・アイドル・グループ:Blink(またはBlink Indonesia)の一員としてもメイン・ストリームに君臨。クラシックやジャズの素地に加え、R&B、ソウル、ポップのセンスをも持つ彼女は、いちアイドルとしてのみならず、グループへの楽曲提供者、音楽監督としてのポジションも獲得しました。
そんな才気溢れる彼女は、2021年に待望のソロ・デビュー・アルバム『プリタ・ララー』(サンビーニャ・インポート GNSI-23290)をリリースし、ヴォーカル/ピアノ/MIDIプログラミング/エグゼクティヴ・プロデューサーのほか、ほぼ全曲において作詞作曲/アレンジも担当。透明感を湛えたイフィーの清廉な歌声とハイグレードな音楽センスから生み出された美しい楽曲群のコンビネーションから成る同作品は、インドネシア・ポップ・シーンに大きな話題をもたらしました。
今回ご紹介する作品は、そんな彼女のセカンド・アルバム『ムナタ』。今回の作品においても、彼女はすべてのソングライティングに直接関わっています。作品に収録された全8曲は3つの異なるフェーズに分かれており、誰もが経験する人生の旅を音楽で表現。甘く切なくポップなイントロから始まる(①)、軽やかなボッサ風の(②)、ビーチ・ボーイズを想起させる(③)による最初の3曲は〈幸福または楽しみのフェーズ〉、美麗なアクースティック・ギター演奏とメランコリックなイフィーのヴォーカルが溶け合う(④)、イントロから涙を誘われるようなメランコリックなワルツ(⑤)による次の2曲は〈陰鬱のフェーズ〉、物憂げなバラード(⑥)、ピアノを主体とした力強いタイトル・トラック(⑦)、メロディー構成とフックの効いたイフィー史上最もシンプルで鮮烈なナンバー(⑧)による最後の3曲は〈受け取りのフェーズ〉と呼ばれています。仕上がりとしては、傑作ファースト・アルバムを超えるような、2025年インドネシア・ポップ・シーンにおける最高傑作だと言えます。また、ジャケット等の仕様については、お洒落で遊び心あるインドネシアらしい蛇腹折り(じゃばらおり)の超変形ジャケット。かわいいブック型の歌詞カードもセットされた、ドリーミーかつユニークな仕上がりとなっています。ぜひお楽しみに!
〜サプライヤーインフォより

●日本語による説明をつけた帯付き

1. Semesta Menari
2. Roda-Roda
3. Bersemi
4. Dalam Gurauan
5. Berhenti
6. Tak Istimewa
7. Menata
8. Terima Kasih

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