“びしょぬれの猫” というピサ方言による不思議なグループ名。イタリアはトスカーナ地方の古都ピサで2005年に結成、トマソ・ノヴィ(ピアノ)&フランチェスコ・ボターイ(ギター)のヴォーカル作詞作曲家コンビを中心としたユニットの5作目、2013年作です。パオロ・コンテやジョルジオ・ガベールの影響も受けているそうですが、コカコーラがホハホーラに近い発音となるというピサ方言で歌い、時の流れに置き忘れられたようなピサの街角に似合うメロディーを、ジャズ / スウィングや古いトスカーナの俗謡っぽい雰囲気も取り入れながら、訥々とメランコリックかつラフに歌い上げる歌のあり方、ノスタルジックでいてハイブリッドで、けっこう新鮮ですね。オシャレと言っても過言ではありません。ことに本アルバムで達したイタロなR&Bかつジャジー、ラフなバッキング、なかなか!
*特に問題のない中古盤で在庫あります。¥2300
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