１３曲すべてＨＫ（アシュカ）の手になる曲であり、サルタンバンクス名義とはなっていませんが、それは、よりＨＫのパーソナルなトーンが強い内容であるため、ＨＫ名義となっているとのこと。が、バックはもちろん、サルタンバンクスの面々です。レゲエ、シャンソン=ミュゼット、ブルース、タンゴほかを軽味あるミクスチュアーで仕上げたヴァリエテ調フランスメイドのシャアビとでもいった風の、いつものサルタンバンクの演奏、いつものアッシュカーの歌（ますますイイ声！）を楽しめる作、ということになります。加えて、お約束の？今回も手話＆ダンスでクリップを作るという（音楽を聴けない人に贈るミュージック・クリップなのか？）メッセージ重視姿勢も変わらず、近年、フランス社会でより窮屈な不自由を強いられているだろう人々の（イミグレ、あるいは、その二世三世の人々はじめ）支えたらんという姿勢も変わっていません。心情的には、この新作も強く支持したいところで、ソレに応えて、音楽としての面白味もいっそう高まっていると感じるメリハリのある出来上がり。

「HK のソロ新作はブルーズ・アルバム」
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1. Refugee
2. L’empire de papier
3. Mon lib
4. Sur ma planète
5. Give me (un autre chant de bataille)
6. Rosa
7. Ubuntu
8. Little darling (il y a des jours)
9. J’ai marché jusqu’à vous
10. La rev’lovution
11. Assigné-e-s à résistance
12. Je m’envole
13. Ce soir nous irons au bal – Hk & les Saltimbanks Feat. les Bombes 2 Bal