土着の伝統を継承する、ソン・ハローチョの伝道師たち
メキシコ湾岸、ベラクルス州南部の農村部で300年以上も歌い継がれてきた伝承音楽“ソン・ハローチョ”。
グルーポ・モノ・ブランコは結成以来、歴史に深く埋もれつつあったソン・ハローチョの復興に大きく貢献してきました。そして近年、アメリカ合衆国各地で起こっているハローチョ・ムーヴメントを先導した重要なグループでもあります。メキシコのミクスチャー・ロック・バンド、カフェ・タクーバをはじめとするミュージシャンや、俳優など様々な文化人の支援とクラウドファンディングに基づき製作された、彼等の活動とソン・ハローチョの歴史を追うドキュメンタリー映画(2016年:日本未公開)は、メキシコ国内の映画祭で”価値ある証言賞”を受賞。アメリカ、メキシコのみならず、世界中の人々が彼等の活動に注目しています。
本作品は全編を通して小型ギターのレキント、ハープ、タンバリンの一種パンデーロ、ロバの骨から作れたパーカッションであるキハーダなどの伝統的な楽器を使用。確かな演奏力で奏でられる本格的なソン・ハローチョをはじめ、オリジナル曲も収録。伝承歌に魅力的なアレンジを加え、現代に蘇らせた彼等の功績は偉大です。 (サプライヤーインフォより)