★ガスパール・ヴァレーラ/ガスパール
Rice Records × Museu do Fado Discos コラボ企画第2弾!
偉大なDNAを受け継ぐ若きギターラ奏者のデビュー作!!
リスボン市立ファド博物館 “Museu do Fado” は、ポルトガルを代表する音楽ファドに関する様々なアーカイヴを収集/保存するだけでなく、その知識を世界に向けて広める役割を果たしています。そしてその一端を担っているのが同博物館が有するレーベル‘Museu do Fado Discos’で、そこからは現在のファド・シーンのキーとなる素晴らしい歌手や演奏家の作品が紹介されています。ライス・レコードではそんな同レーベルの作品の中から現在最高のギターラ(ポルトガル・ギター)奏者として高く評価されているジョゼー・マヌエル・ネトの『リスボンの調べ』(MFR-8038)を2018年に発売し、大きな反響を頂きました。そして今回、さらに才能豊かなアーティストをご紹介することにいたします。
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2003年生まれという若きポルトガル・ギター(ギターラ)奏者のガスパール・ヴァレーラ。その曽祖母は、あのアマリア・ロドリゲスの妹さんとして知られたファド歌手セレステ・ロドリゲスで、彼がギターラを始めたのもそんな偉大な曽祖母の伴奏をしたいと思ったからだった。2019年に発表された本作は、その前年に亡くなったセレステに捧げられたもので、「ギターラの神様」アルマンディーニョといった伝説のギターラ奏者たちが演奏したギタラーダ(ギターラ曲)の有名曲を中心に取り上げている。ここでガスパールは実力ある伴奏陣をバックに、瑞々しくもステディなギターラ演奏をたっぷりと披露。そしてラストは在りし日のセレステの歌声がクロスし、有終の美を飾る。
〜以上、メーカーインフォより
●解説:月本一史(ファド博物館公認日本ファド大使)
1. Dança
2. Mudar de Vida
3. Lisboetas
4. Meditando
5. Variações em L・menor
6. Variações em R
7. Lisboa ao Entardecer
8. Corridinho do Mestre Z
9. Canção de Alcipe
10. Variações em Mi
11. Vira de Frielas
12. Fado Celeste