2001年9月のライヴ録音~ペルーJAZZの人気ビッグバンドを率いるジェアン・ピエル・マグネトが、ペルー混血歌謡 / 現役女王と呼べるエバ・アイヨンのバックをつとめた作です。本作の成功に気を良くしたか、06年のライヴ(キューバンにも挑戦)を収めた続編もリリースされましたが、当店的には、「トロ・マタ」や「ラ・フロール・デ・ラ・カネラ(ニッケの花)~フィナ・エスタンパ(粋な男)」といったフェスティーホ&バルス・クリオージョの有名曲を中心に歌う本作の方がオススメです。流麗なオーケストレーション&カホーンのリズムをバックに、リキミなく朗々と歌うエバ、実に気持良さそうに歌っています。この人としても円熟期だったと思います。